文字修飾(強調、取り消し線、インラインコード)

Updated
2021/8/8 10:47
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Jumpei IkegamiJumpei Ikegami
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7
Markdownでの文字修飾として、強調、取り消し線、インラインコードを扱う方法を紹介します。

強調

あるテキストを強調表示するには、その部分を1〜3つのアスタリスク(*)で囲みます。アスタリスクの数に応じて、表示形式が変わります。
Markdown
↑esaでの強調表示
なお、表示形式はMarkdownツール間で若干異なり、「斜体+太字」の表示が使えないこともあるようです。
ちなみに、アスタリスクの代わりにアンダースコア(_)を使うこともできます。
Markdown
CSSで表現する場合に対応するプロパティと値は、斜体が「font-style: italic;」で、太字が「font-weight: bold;」です。

取り消し線

あるテキストを取り消し線で消すには、その部分を2つのチルダ(~)で囲みます。
Markdown
↑esaでの取り消し線表示
CSSで表現する場合に対応するプロパティと値は、「text-decoration: line-through;」です。

インラインコード

インラインコードとは、プログラムのコードを文章中で見やすく表示するためのものです。コードブロックは前後に改行が入りました(HTML用語でいうブロック要素)が、インラインコードは前後に改行が入らない(HTML用語でいうインライン要素)ので文の途中や箇条書きの中などでも使うことができます。
あるテキストをインラインコードとして表示するには、バッククォート(`)で囲みます。
Markdown
↑esaでのインラインコード表示
多くのMarkdownツールでは、グレーの背景で囲まれたような表示になります。
なお、インラインコードもコードブロックと同様、実際のMarkdownドキュメントにおいては日本語の文章を地の文と区別するために使われている場合もよくあります。